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脳神経外科の紹介

手術症例を中心にして、脳神経外科の紹介をします。
脳神経外科では、一般的な脳外科疾患は当然のことながら、脊椎・脊髄・末梢神経疾患の治療にも力を入れています。
手術数とその内訳は以下の通りです。

  手術件数

手術結果が良好であることを求めるのみならず、術後早期離床・早期社会復帰を目指しています。
頚椎椎弓形成術においては、手術法の工夫によって、術後疼痛の緩和を実現しています。
腰部脊柱管狭窄症の手術においては、一側進入法両側部分椎弓切除法によって、最小限の侵襲で十分な神経の除圧を得ることができ、10日前後で退院しており、高齢者においては、術後早期離床に大きく貢献しています。 腰椎椎間板ヘルニア手術においては、1椎間ならば、2.5〜3.5cmの皮膚切開にて低侵襲手術を行い、術後早期離床、10日前後で退院しています。
手根管症候群手術は、皮膚切開12〜15mmで、局所麻酔、手術用顕微鏡下にて行い、いわゆるDay Surgeryであって、手術日の夕方帰宅しています。
脳動脈瘤クリッピング術においては、状態の良いクモ膜下出血例と未破裂例は、部分剃髪小開頭術を施行しており、早期社会復帰に貢献しています。

当院には、頭痛、手足のしびれ、腰痛、頚部痛、手足の麻痺、めまいなどを主訴とする患者さんが多数来院され、近隣の診療所からも多くの患者さんを紹介されています。 脊椎脊髄疾患は、静岡県東部地方はもとより、県内全般、県外からも患者さんが来院しています。

今後とも、手術成績の向上を目指し、また、インフォームドコンセントにも力を入れて、患者さんの満足度が上がるように、全人的医療を実践すべく、精進努力していく所存です。

神経内科循環器内科整形外科